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公立昭和病院での出産①

1.公立昭和病院を選んだ理由

妊婦さんにとって、どこの病院で出産したいか、どんなお産にしたいのか、その為の病院選びというのはとても重要です。

人それぞれ理想とするお産は違いますし、お産の際にどんなところを重視するのかによって、病院の種類も違ってきます。

自分の理想を叶えてくれる病院を探すことは意外に簡単ではないと私は思うのですが、、、

だって、「この産院なら自分の理想とする出産が出来そう!」と思って産院を選んだとしても、最後までどのようになるのか分からないのが出産だからです。

 

私が産院を決める上で最も重視したことは、「万が一何か起こった時に、即座に対応してもらえる設備の整った病院」であることです。

それは初めての出産の時も同じでしたが、その時に予期せぬ緊急入院、そして緊急帝王切開となった時に改めて総合病院にして良かった!と実感しました。

その他、通院距離も重要です。

この2点から、今回私は公立昭和病院で出産することに決めました。

 

 

2.妊婦健診

公立昭和病院の妊婦健診は午前中のみです。

早い時間の予約が取れた日の待ち時間はそれほど長くはありませんが、10時半頃から後の予約は1時間待つような日もありました。

大きな病院のため、健診が終わっても会計が混んでいる場合は更に時間がかかります。

 

診察して下さる先生の指名はできませんが、同じ曜日に健診に行けば大体同じ先生に診ていただけます。

先生は女性が多く、皆丁寧で優しく、質問もしやすかったです。

エコーは2Dがメインでしたが、3Dで診てもらえる日もあります。

 

料金は、検査がなければ毎回2000円でした。

 

出産費用に関してですが、私が出産した後に変更があった為、ホームページを確認した方が良いと思います。

 

 

3.帝王切開について

帝王切開で出産の場合、妊娠38週での出産になります。

だいたい妊娠30週くらいで出産日を決定しますが、手術の開始時間が決まったのは出産前日でした。

入院は手術の前日からになります。

手術当日は家族の誰かが付き添う必要がありますが、子供は連れていけないので、お子さまがいる方は当日の預け先を決めておいた方が良いかもしれません。

 

2019年現在、手術で使われる麻酔は脊椎麻酔のみで、硬膜外麻酔の使用はありませんでした。

 

持ち物

帝王切開予定の妊婦さんは、入院時の持ち物に腹帯があります。

私は犬印のモノを選びましたが、使いやすくてとても良かったのでおすすめです。

 

 

産褥ショーツも必要です。

入院中しか使わないのでどんなものでも良いと思いますが、帝王切開後は必ず必要となるので用意しておきましょう。

 

 

他には前開きのパジャマ。

レンタルも可能ですが、皆さん自分のパジャマを持参していました。

 

 

 

4.入院について

入院は基本的に大部屋(4人部屋)で母子同室です。

個室も希望すれば可能ですが、個室を必要をする患者さんが優先となるため確約はできないそうです。

個室料金は1日1万円ほどだったと思います。

大部屋でも個室でも、10歳未満のお子さまは病室できません。

面会について

10歳未満のお子さまであってもデイルームでの面会は可能で、面会時間内であればそこで一緒に食事をすることも出来ます。

ただ、私の入院中は毎日座る場所がない程混み合っていて、テーブルや椅子は常に空くのを待つ家族でいっぱいだったので、ゆっくりする事は出来ませんでした。

お子さまがいない方は病室での面会も出来ますし、子供が入室出来ない別のデイルームの利用が可能です。

デイルームに新生児を連れて行くことは出来ない為、病室へ入ることが出来ない子供たちが赤ちゃんと面会したい場合は、新生児室前での窓越し面会になります。

 

インターネット環境

ネット環境は良くありません。

無線LAN(Wi-Fi)の使用出来るエリアと時間が限られている上、常に繋がりにくいです。
(はっきり言って使えません。)

私はポケットWi-Fiをレンタルして持っていきましたが、大正解でした。

 

 

 

4人部屋、母子同室ってどう?

私は1人目の出産の時は個室だったので、個室、大部屋、両方経験しました。

どちらもメリット、デメリットがあると思うのですが、私は大部屋での入院生活がとても楽しかったです。

悩んだ時は一緒に入院しているママたちが励ましてくれましたし、なんでもない会話で笑顔になれたり、一緒に入院生活を送ったママたちには感謝しかありません。

ただし、生まれたばかりの赤ちゃんが元気であることが前提かもしれません。

もし自分の赤ちゃんにトラブルが起こってしまったり、NICUに行ってしまうようなことがあった場合でも同じように楽しい入院生活を送れていたかどうか、、、。

 

授乳について

経験のない方には理解出来ないかもしれませんが、ママにとっておっぱい問題はかなり重要です。

多くのママがおっぱいが出ない、上手にあげられない、、、と悩んだことがあるのではないでしょうか?

私ももちろんその一人です。

最初の出産では産院が完全母乳推奨だったため、泣きながら授乳させられたりもしたので、授乳の時間が本当に苦痛でした。

その点、昭和病院は全然粉ミルク飲ませてOK!!完母である必要ない!と言うスタンスだったと感じました。

完母希望のママはもしかしたら嫌だったかもしれませんが、母乳をあげた後に毎回粉ミルクを○○ml足す(赤ちゃんの日齢によって変わる)というスタイルでした。

私は退院後も混合希望だったのでこのスタイルが本当に良かったです。

 

5.不満だったこと

私の病院に対しての唯一の不満は、術後の痛み止めの処方の仕方にあります。

麻酔が切れてからの痛みは相当なものでしたが、強い痛み止めを続けて処方してもらうことはできませんでした。
(仕方のないことなのは分かっています。)

しかし、術後1日目の痛みと言ったら、、、

言葉にできない程です。

この時にこそ強い痛み止めが欲しいのですが、良く効いた痛み止めを処方してもらえたのはただの1度のみでした。

あとは全く効かない痛み止めをひたすら点滴、、、。

痛みに耐えることしかできません。

術後2日目になると痛みはだいぶ引くので、それほど強い痛み止めは必要なくなります。

朝に痛み止めの座薬をもらったのを最後に、あとはカロナールで大丈夫でした。
(私は腎臓の数値に問題があった為、皆が処方してもらっているロキソニンを処方してもらうことができませんでした。何もなければロキソニンをもらえます。)

 

この術後の痛みさえもう少し軽減してもらえたら不満はほとんどありません。

 

、、、とは言っても皆同じ条件で耐えているのだから、きっとあなたも大丈夫(笑)!!

 

  • B!