私が0歳から子供に英語を聞かせる理由
幼いうちから英語を学ばせることについて、賛成意見もあれば、反対意見もたくさんあると思います。
私自身、「娘さん、インターナショナルスクールに通っているんだね、いいな~。」と言われることもあれば、
「0歳から英語を学ばせてバイリンガでも育てるつもり?
と言われることもあります。
バイリンガルの定義とは?
そもそもバイリンガルの定義とはなんでしょうか?
日本語も英語も、両方母国語と同じレベルで使える人を指す言葉でしょうか?
もしバイリンガルという言葉の意味が上記のようであるのであれば、私の答えはNOです。
私は我が子をバイリンガルに育てたいとは考えたことはありません。
しかしながら、私は娘が2歳になると同時に彼女をインターナショナルスクールに入園させました。
矛盾している!、と思われた方がいらっしゃるのも無理はないと思います。
しかし私の考えでは、もし仮に彼女がこのまま小学校に入学するまでの5年間、インターナショナルスクールで英語を学び続けたとしても、彼女がネイティブスピーカーのようにペラペラと英語を話せるようになることは期待していません。
では何のために英語を学ばせるのか。
それは「英語耳」を育てるため(だけ)です。
「英語耳」とは?
一般的に、日本語と英語では使用する周波数帯が異なり、幼少期に英語に触れたことのない日本人にとって英語の音を聞き取ることはとても大変なことだと言われています。
理研の研究によると、ネイディブ並みの英語耳ができるピークは生後14か月頃だそうです。
その後は英語環境にないと少しずつ英語耳は衰えていき、次第に聞き取れなくなっていくとのことです。
要は、「英語」を聞き分けることが出来る能力=「英語耳」なのです。
英語をゼロから学ぶ、「ゼロ」とは?
私は20代の約3年間を海外(英語圏)で過ごした経験があります。
高校生のころから英会話教室へ通っていた私は、日本で英語を学んでから海外へ行ったつもりでした。
正直、英語を聞き取ることに不安はありませんでした。
むしろ、リスニングには自信すらあったと思います。
しかし実際は、英語をきちんと聞き取れるようになるまでになんと1年もかかりました。
そのとき私は、
「英語が聞き取れないということは、ゼロからのスタートではなく、マイナスからのスタートなんだ。」
と感じたのです。
英語を習得するかしないかは自分次第
冒頭でも述べたように、私はバイリンガルを育てようとしているわけではありません。
英語に限らず日本語でさえ、自分で勉強しなければ使い物になりません。
私は娘が自ら英語を勉強するよになったときに、マイナスからのスタートではなくゼロからのスタート地点に立たせてあげたいと思っているのです。
以上が娘をインターナショナルスクールに通わせる理由の全てです。