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離乳食を食べない子にBLWを取り入れてみた

離乳食って本当に思い通りに進みませんよね。

昨日は喜んで食べたものを今日は断固拒否だったり、、、。

一生懸命作っても食べてくれないと悲しい気持ちなりますし、余裕のないときにはイライラしちゃったりも。

我が家の長男は離乳食の初期からおかゆを全力拒否!

椅子に座らせるだけでぎゃんぎゃん泣いてしまうようになり、一度離乳食を中断しようか、と考えたほどです。 そんなときに出会ったのがBLW(Baby-Led Weaning)。

あんなに離乳食を拒否していた息子が自分から食べてくれた時の感動は忘れません。

今回は私のBLWを取り入れた離乳食の体験記を書こうと思います。

BLW(Baby-Led Weaning)とは

BLWはBaby-Led Weaningの略で、Baby(赤ちゃん)Led(主導の)Weaning(離乳)という、イギリス発の赤ちゃん主導の食事システムのことです。

赤ちゃんのために食事の裏ごしをたり、親がスプーンやフォークを使って食事を与えるのではなく、赤ちゃんの自発性を尊重して進める手づかみ食べ離乳食がBLWです。

実はBLWは特別なことではなく、「上の子たちの相手に忙しくて、子どもに手がかけられない。」という家庭ではごく自然にやっていたことだと言います。

赤ちゃん自ら手掴みで食べるので、家族が一緒に食事をすることが出来るのは本当に楽ですよね。  

BLWを始める時期の目安

日本では離乳食を始める目安は大体生後6ヶ月〜と言われていますが、BLWは月齢で開始時期を決める訳ではありません。

赤ちゃんが離乳食を始める目安は

①食べ物に興味を示す
②真っ直ぐ、安定して座っていられる
③手を自由に動かせ、手に持ったものを口に運ぶ

これらが見られたときが離乳食開始の時期だと考えます。

BLWの基本

・赤ちゃんの機嫌がよいときにハイチェアなどに座らせる

赤ちゃんの機嫌が悪いときや、椅子に座ることを嫌がったときは無理やり座わらせないことです。 ご機嫌のときには家族と一緒にテーブルを囲んで食べましょう。

・食事を与えるのではなく、食べ物があることを示す

赤ちゃんの前に2,3種類の食事を置きます。

食べ物を赤ちゃんが手に取るかどうか、口にいれるかどうかは赤ちゃん自身が決めるので、食べさせたり、ペースト状のものを用意したりはしません。

つかみやすい大きさで、やわらかく茹でたり蒸かした野菜から始めるのがよさそうです。

私が一番初めに用意した食事はこれでした。
(蒸かしたにんじん・蒸かしただいこん・すいか・ほうれん草おやき)

 

 

 

・食べるスピードや量は赤ちゃんのペースで

赤ちゃんが食べる量が少なくても気にする必要はないです。

また、食べるスピードが遅いからと言って口に食べ物を運ぶことはNGです。

1歳になるまでは授乳(母乳や粉ミルク)がメインの栄養素ですので赤ちゃんが欲しがる間は授乳も続けます。

 

BLW注意すること

BLWの概要を簡単に説明してきましたが、いきなり固形物を与えて誤嚥の可能性はないの?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

BLW提唱者であるGill Rapley氏の研究では、スプーンで離乳食を与えるのもBLWでも、食べ物をのどに詰まらせる危険性は同じだそうです。

大切なことは、赤ちゃんから目を離さず観察しておくことで、誤嚥した時の対処法を学んでおくことだといいます。

ただ、食事中にむせたり咳き込んだりすることはよくあることです。

赤ちゃんが食事中に「おえっ」となるのは咽頭反射、「げほげほ」となるのは咳反射で、子ども自身が危険を察知して起こる生理的な反射です。

これらの失敗を繰り返しながら、赤ちゃんは安全な食べ方を学んでいくそうです。

注意しおかなければならないことは、咽頭反射や咳反射とは違い、窒息が起こるときはとても静かだということです。

息ができない、咳き込むことができない、声が出ない、そして顔色が悪くなる。

こうなった場合の対処法はBLWを取り入れる取り入れないに関わらず学んでおく方がよいと思います。

BLW離乳食、実際の食事写真(7か月~1歳頃)

★朝ごはん

朝は基本的にパンかご飯、野菜少しと果物、ヨーグルトという組み合わせが多かったです。 (栄養バランスや量などは常に適当です。)

★お昼ごはん

お昼ごはんには少しタンパク質(豆腐やチキン)を足してみたり。

★夕食

夕食はお昼ご飯yよりもう少しタンパク質を多くしていました。

★一時保育などの時のお弁当や外食

お弁当箱には蓋と吸盤がついているものが重宝しました。

外食時はお皿を持って行き、タッパに入れた離乳食とお店のもので食べれれそうなものをお皿に並べました。

 

★1歳誕生日

お祝風にしてみました。

 

BLW使って良かったものを紹介

★ezpzひっくり返らないお皿

毎日毎日使い、本当に重宝しました。
ヨーグルトやマーボー豆腐なども上手にすくえ、食べやすそうでした。

★doddlカトラリー

初めて持たせた時からスプーンのフォークも上手に使いこなせていて驚きました!
1歳10か月ころまで使い、外食時にも持ち歩きました。

★EasyMat

一時保育やピクニックのお弁当にはこのふたつきのお弁当箱が大活躍でした。
保育士さんの間でも評判でしたよ。

★ビバドゥカバーオール

まだ上手にお食事ができない時の外食時には特に大活躍でした!

最後に

おかゆを拒否していた息子はBLWに切り替えてから本当によく食べるようになりました。

しかし、2歳を過ぎた辺りから食べムラが始り、食事に集中できなくて食べるのに時間がものすごくかかったり、今思うとこの頃が一番お行儀よくきちんと食事が出来ていたと思います。

離乳食のことで悩むママやパパは多いと思いますが、過ぎてみたらほんの一瞬の出来事のように感じますし、そんなに深く悩まなくてもよいことのようにも感じます。

離乳食を食べないからと言って、この先ずっと食べない事はないと思いますし、反対に離乳食が順調だからと言ってずっと食事が順調だとも言い切れないと思います。

でももし、今離乳食を食べないことで悩んでいるママさんパパさんがいるのであれば、ぜひ一度BLW離乳食を試してほしいのです。

  • B!